前から興味あった治験を体験してきました!
いろんな意味ですごかったのでレポです。
治験とは
開発中の薬や健康食品を摂取し、身体の変化を見る臨床試験です。
副作用の可能性がゼロではないですが、動物実験を重ねて安全性を確認したもので試験します。
試験内容によりますが日帰り型だと10万円、入院型だと20万円の報酬が期待できます。
有名どころだと、JCVN治験ボランティアです。
登録後に説明会と健康診断を受けて、治験に参加する流れになります。
治験レポ
自分が参加したのは入院型のもので、3泊4日を4セット。
治験前にどんな薬なのか説明されます。眠りに関する薬でした。
さすがに何も知らないまま未知の薬を飲むのは、ブラックすぎるよね…。
入院中は外出できませんが、ちゃんとご飯は支給されますよ。お弁当ですが。
薬を飲んだ日はほぼ1日中、採血や心電図を測定します。
なのでスマホ禁止。お風呂にも入れないです。
でもそれ以外の日なら、基本自由に過ごせます。
パソコンも持ち込めますし、備え付けの漫画を読み漁ってもいいんです。
自分はパソコンしたり、絵描いたり、モンハンしたり、NARUTO全巻読んだりして過ごしてました。
やってることは家にいる時と変わらないですね。
ちょっとした苦痛もありましたが、結構悪くない治験生活でした。
それで報酬が…24万円です!!!
すごくないですか!?食費、光熱費が浮いて、漫画も読めてお金が貰えるなんて!
また治験してもいいかもって思います!
次に肝心の悪かった点を挙げます。たくさんあるんです…これが。
悪かったところ
・制限事項が厳しい
治験期間中は、薬を一切飲んではいけません。風邪薬も目薬も、です。
ドライアイにとって目薬禁止が地味にキツかった!目が乾きまくり。あと食事制限もあって、柑橘系の摂取が禁止なんですね。
ジュース飲もうにも、ほとんど柑橘系が入っているので選ぶのに一苦労です。
・血管が細い
採血回数が多いので1日だけ針を入れっぱなしにするのですが、どうやら血管が細いらしく、めっちゃ腕が痛いんです。
何回も刺し直し、担当が下手な人だと内出血するんですよ。見た目が痛い。
後半は自分だけ細い針にしてくれました。最初からそうしてほしかったなー。
・食事は完食せよ
出された弁当は全部食べなきゃいけないんですが…
自分かなりの偏食で、ほとんど嫌いなものばっかでした。
食べるまで終わらない給食のような拷問でしたね。
濃い味付けと一緒に食べて味をごまかしたり、水で流し込んだり…頑張りました。
初日以外は完食しました。辛かった。
なのに他の人は「お腹いっぱい」とか言って平気で残してんの。こらー!
・眠れない
薬を飲んだ日は1時間ごとに目が覚めました。眠くならないようにする薬だったので。
おまけにベッドが固く、ふとんは保温性がありすぎて、暑くて寝れないという。
・集団生活
1部屋に6人。同性とはいえ、ずっと他人と一緒はちょっと…。
なんで他人がいるのに、盛大に鼻すすれるんですか?汚い。品性を疑いますね。
治験いいかも!
苦痛の方が多かったですが、まあ我慢できることですし、制約に対する報酬の高さですから。
ちなみに報酬は、入院の度に2万円が手渡しされ、最後に一括振込されました。
健康な人も、特定の病気がある人も募集してるみたいです。
お金の稼ぎ方として治験はいかがでしょうか?