リゾートバイトで旅行しながら働いてみた　in岐阜

フリーランスでイラストの仕事が終わったので、岐阜県の下呂温泉にリゾートバイトに行きました。

延長して５ヶ月働き、満期終了して帰ってきたのでレポ。

 

リゾートバイトとは

観光地などのホテルや旅館に、住み込みで働くことです。

場所によっては、寮や光熱費がタダだったり、まかない付きだったりします。

数ある求人票から選んだ条件は、

・寮が綺麗
・まかないがある
・自己負担がない
・温泉に入れる

光熱費・食費が浮く上に、旅行ができて、しかも温泉に入れるなんて！

一人暮らしの身としてこんな美味しい話、飛びつかない理由がないじゃない！

 

下呂温泉！

福岡から電車で８時間かけてやってきました、下呂！

まずね、自然豊か。
山に囲まれた土地で緑が多いし、そこら辺で水が湧き出てるので水の流れる音がするんです。

民家の庭で水が湧き出てたりするからね。すごい…癒される。

驚くことに橋の下には無料開放してる温泉があって、水着着用なんですが遠くてよく見えず、「おっさんが全裸で温泉に入ってる…！？」とハラハラ ドキドキしました。

一人旅でいろんな温泉地に行ったけど、ここの温泉街はすごいキラキラしてますね。

いろんな所に足湯や手湯があって、まさに観光地！わくわくすっぞ！

 

ホテルでお仕事

接客は好きじゃないので調理補助を選びました。
何かしらの形でいいから、「作る側にいたかった」っていうのもあるけどね。

他にも清掃などの裏方や売店、フロント受付やレストランなどなど様々な求人がありますよ。

 

料理の世界と言うと、気難しい職人気質で、罵声が飛ぶ・暑い・慌ただしいと勝手に思ってたけど、行ってみると全然違いました。

社員さんは30代～60代男性。色々と声をかけてくれるし、親しくなると冗談も言ってくれるんです。

「まかないとった？」とか「もう時間だから上がりな」とか。
男子には冗談が過ぎたり、当たりがキツかったですけど。

仕事内容はというと、専門知識は不要の未経験でもできる仕事。
デザートをお皿に盛り付けたり、フルーツをカットしたり、手違いでバケツプリンができちゃったり。

 

普段の生活

仕事は通しで８時間（夜型）。それ以外は寝たり、パソコンしたり。

休みの日は買い物して、たまに観光もしました。

偶然、自分と同じ誕生日の人（派遣）がいたので、誕生日に一緒に観光したこともありましたね。

あとは仕事終わりや休みの日に、派遣４,５人でホテルで卓球したり。
女子の派遣同士で、お互いの誕生日にお菓子をプレゼントしたり。

勤務最終月なんかは、同期の子と「君の名は」の聖地である飛騨古川に行ったり、社員さんと飲みに行ったり、焼肉を奢ってもらったりしました。

ホテルってブラックなんじゃない？と不安だったけど、この５ヶ月それなりに楽しかったです。

 

下呂の人は温かい

調理だけでなくレストランや清掃の人達、トップに立つ支配人までもが、派遣の自分に声をかけてくれました。

せかせかせず、みんな穏やかでニコニコしてて、働きやすい職場でした。
とは言っても、内部のいざこざや考え方の違いはありましたけど。

すっかり下呂が大好きになりました。

 

良いことばかりじゃない

仕事で嫌なことがあるならまだしも、人間関係に悩まされたのがなんだかなぁと思いました。

出会い目的？の派遣がいて、誰彼構わず可愛い女の子に手を出す奴で…。

同期の子がこれまた可愛くてね。下ネタ言ったり、休日になると遊びに誘ったりしてたんです。

自分は一切そんなことされなかったけど。

あと、50代社員で若い女の子を狙ってるおっさんがいて、非常にげんなりしました。歳をわきまえてマジで。

 

仕事で嫌なことなんて、客からちょっと理不尽なこと言われたぐらいですね。

あとは自分のミスで料理落としたり、良いお肉を地面にぶちまけたり、お皿割ったり…落としすぎィ！本当にごめんなさい。

 

リゾバ最高！

楽しいことも嫌なことも色々あったけど、たくさんの人と出会って、「一期一会」という言葉が身に染みました。

冬になる前に出発し、帰る頃には桜が咲いてて、ちょっとじーんときました。

色んなところに行って、いろんなものが見たい自分には最高の働き方ですね。

今回の派遣先が大当たりだっただけで、待遇が酷い所もあることをお忘れなく！

 

自分はアルファリゾートという、女性向けのリゾバに特化したサイトを使ってます↓