今回はリアルな就職の話です。
就活が気持ち悪くて途中で辞めた人間なので、あまり気が進みません…。
美大でも就職はできる…一応
自分の周りだと、広告、映像、ゲーム業界に就職した人がいる。
制作系のバイトから正社員になった人もいる。
就職課から貰った資料にも、就職率は90%台とか書いてあったかな。
しかしだ。これにはカラクリがあって、就職希望者の就職率だ。
就職できなかった人は学校に報告しないだろ?つまり、そういうことだ。
でも、就職できた人は必ずしも希望の業界に行けたわけじゃない。
「選ばなければ就職できる」のだ。
そりゃ、美大で自由に好きなもの作るのと、会社で依頼物を作るのは別物。
自分のやりたいことが仕事(企業)にあるとは限らないもの。
制作職を辞めて、一般企業で全く別の職につく手だってある。
美大生だからって、クリエイティブ業界で働く必要はないよ。
美大生の進路はこちら↓
周りを気にしたら負け!
就活の時期になると、一般大はばっちりスーツを着て就活モードになるけど、美大生は作家になる人とか、そもそも就職する気ない人が多いから、のほほんとしてる。
あまり就活の話もしないし、卒業時点で行先が決まってない人も結構いるくらい。
だから周りの雰囲気に流されず、就職するぞ!っていう気持ちが大切。
就活であるといいもの
・ポートフォリオ
美大生の就活では必須!今まで作ってきた制作物を本にしたもの。
授業制作も個人制作もどんどん作って記録しておこう。
4年になってページ数の少なさに絶望しないように!(経験済)
ポートフォリオについてはこちら↓
・バイト経験
就活で話のネタになる。普通にレジ打ちでもいい。
業界と関係なくても、社会経験がないより、ある方がいいでしょ?
クリエイティブ業界から離れたとしても、生きる上で接客スキルはあると便利。
・お金
スーツ、かばん、靴…アホみたいに揃えるものがある。装備一式で4万は飛ぶ。
毎日のように外出する週もあるので、移動費も馬鹿にならない。
・オフィスカジュアル
クリエイティブ系はスーツ面接ではなく、オフィスカジュアルを指定されることがよくある。
私服とは違うアイテムなのでググってみて(白目)
自分はジーパン野郎なので困惑。買うのが嫌だったからそれっぽいもの着た。たぶんアウト。
・単位
4年生で不足単位があると、授業と卒制と就活を両立しなければならない。
企業研究したり、応募書類を作ったり、面接の用意などやることが多く、両立はほぼ不可能と思った方がいい。精神を病む人が続出。
とにかく情報収集!
制作職は一般職と違って、マイナビ・リクナビに載ってないことが多い。
美大向け就活サイトを探して、片っ端から登録した方がいい。
企業は、全ての就活サイトに求人を出せるわけじゃないからね。どこに何の情報が落ちてるかわからない。
学校でも、個別ブースで自由に行き来できる合同説明会や、講義室で単独の会社説明会を開いてくれる。
就職課に行けば、学外の合同説明会の情報や、企業案内が置いてあったりする。
進路相談したり、ポートフォリオを見てもらったりもできるよ。
今回は就活のさわりだけ。次回は↓