美大に行ってよかった！ – 普通の人が美大に行ったら

どうも普通の人です。小学生の将来の夢は、犬のトリマーでした。（トリミング屋のこと）

その夢を叶えてたら今頃は、もふもふの犬に囲まれてお仕事してたのかな～なんて思います。
それはそれでいいなと思うのですが、それでも美大に行ってよかったと思ってます。

絵を描くのは好きですが、周りに上手い人がいることで、「自分ももっと上手くなりたい！」と向上心が持てます。

美大に行かなくても物作りはできますが、コミュニティに属さず、井の中の蛙といいますか。作って満足して終わりだったと思います。

物作りと一言でいってもたくさんの世界があります。イラスト、写真、映像、水彩画…

新たに創作方法を知るだけでもワクワクするのに、それらを楽しみながら素敵な作品を作ってる人を見ると、胸が熱くなります。
作品に込められた熱量からパワーを貰えるんですよね。

通信制は卒業が難しいと言われるのは、モチベーションの維持が難しいからなんですね。仲間がいるっていいですね。

才能の壁を感じて鬱になることもありますが(笑)

美大ののびのびした自由さも良いですね。美大生の展示作品を見てると、「こんなのアリなんだ！？」ってのもあり、枠にとらわれない自由さを実感します。

キャンパス内の雰囲気もフリーダムで、服装もラフだし、誰とつるもうが一人でいようが気にならないし。

突然、誰かが躍り出しても、ギターを弾き始めても、「サークルなのね～」と美大生は動じません。
それほど日常はカオスです。美大はカオス空間です。楽しい！！！（錯乱）

中学高校はアイドルやらファッションやら、パリピ？な人が合わなくて苦痛でした。
美大の人達は落ち着いた人が多く、自分を持ってるので話してて面白いです。

アニメが好きな人、ゲームが好きな人…自分に似たような人がたくさんいて、自分の居場所はここだって思えるくらい、居心地が良かったです。

特にゼミ室という居場所が貰えたことと、メンバーの近すぎず遠すぎない距離感が最高でした。
サークルに入って趣味仲間を作るのもいいですね。

ゼミはこんな感じ↓

美大に入って、クリエイターとしてステップアップする人もいるでしょう。
普通の自分にとっての美大は、「最高の居場所」でした。

今まで生きてきた中で最も同志と関わり、満たされた時間でした。

学びたいという気持ちは悪いものなのでしょうか？
将来のために欲を抑えた人生って、つまらなくないですか？

一般大に行って興味のない授業を受けて、ウェーイな人と無理してつるんで…そんな４年間を過ごしてたら確実に心が死んでましたね。

体が健康で、社会的な縛りがないのは若い内だけです。好きなことをやるなら今の内です。

時間ができたら、余裕ができたら…なんて言ってたら、歳で体がもたない！子供ができて時間が回らない！とかなってきますよ。

短い人生、どうせ生きるなら楽しいことしませんか？美大はいいぞ。