今回は考察回です。
感覚テストって、評価基準が全く分からないんですよね。
何を作ればいい点数が取れるのか、謎に包まれています。
なので実際に自分が対策・受験して、思ったことを書き連ねていこうと思います。
参考にしたりしなかったりしてくださいね。
対策1 感覚テストを知ること
映像学科の感覚テストとは、原稿用紙みたいな形式に文章で物語を書き、色鉛筆などで描写するものです。
まず、ムサビの過去入試問題を隅々まで見ましょう。
過去問はホームページにも載ってますし、オープンキャンパスなどで冊子を入手することもできます。
そして、どんな作品が参考作品に選ばれているのか、教授が何を評価しているのか注目してください。
教授のコメント = 教授陣が求めていること と捉えることができます。
文章はどんな風に書かれているのか。
絵はどんな構図で、どれほど細部まで描かれているのか。
傾向を掴んで、制作に役立てましょう!
対策2 物語性を持たせる
自分が過去問を読んで、一番記憶に残っている参考作品があります。
的な話だったんですよね。
これを読んだ時「天才か!」と。なんて情緒的!映像的!
まあ、これは100点 満点の回答なので、ここまで高レベルを目指さなくて大丈夫です。
要は、ただ物語を書くだけじゃダメってことです。
心を動かす描写だったり「なるほど、こう来たか!」と唸らせる何かが表現できるといいですね。
対策3 色鉛筆を上手く使う
文章を引き立たせる絵も、感覚テストの1つです。
絵の上手さだけでなく、レイアウトも重要な要素です。
上段に文章が集まってて、下段いっぱいに絵が広がってたり。
絵の中に文章が埋まってたり。いろんな表現方法があります。
物語の内容や、見せたいものに合わせて様々なレイアウトができるように、過去問を見てアイディアのストックを作っておきましょう!
対策4 結局は教授の好み
最初に「感覚テストは評価基準がわからない」と言いました。
デッサンなら、絵の正確さが問われますよね。
そういう目に見える良し悪しがないので、最終的には教授の好みだったりします。
参考作品を見ても、どこが良かったんだろう?ってものもあります。
でも、教授には心に来るものがあったのでしょう。
教授ですから。普通の人とは違う世界を見てきた人達ですから!
がんばれ!!!
評価基準がわからないだけに、今まで感覚テスト対策の話は避けてたんですよ。
変に真髄を突いちゃって、ムサビから睨まれたら嫌なので…。
でも、受験に落ちてしまった方からメールをいただいて、久しぶりに受験期の記憶を思い返してたんですね。
都心住みだと、やっぱり受験に有利だよねって。
でも自分は、東京に物事が集中するのはよくないと考えてまして。機会は平等に与えられるべきだと思って、感覚テストの考察回に踏み切りました。
自分も地元サイタマ-の予備校で、過去の映像 希望者が少なすぎてノウハウがないように思いました。
文章を添削してもらうだけで、コツみたいなものは伝授してもらえなかったので、自分で分析しました。
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